歯並びに影響を及ぼす舌の癖

リラックスしてお口を閉じているとき舌はどこにありますか?
通常だと舌の先は上下の歯にはあたらず上の前歯のやや後ろ、舌全体は上顎にくっついておさまっています。

いつも舌で歯を押す癖があると歯並びに影響します。

福岡市 早良区 歯並び 舌の癖

・前歯を押す癖
前歯を舌で押すため、上顎前突・上下顎前突や前歯部の開咬を引き起こします。

・上下の歯の間に舌を出す癖(舌突出癖)
いつも舌が上下の歯の間に入っているため開咬(かいこう)になってしまいます。

・側方から出す癖
舌を歯列の横から出す癖で、上下の歯の間に舌を出すため小臼歯部や臼歯部が開咬になります。

・低位舌
舌の位置が低く、下顎歯列の内側を全体的に舌で押しているような状態です。これを続けているとかみ合わせが反対(反対咬合)になります。

このように舌の癖にも種類があり、影響もさまざまです。

せっかく矯正治療をしても舌の癖が残っていると歯並びが元に戻ってしまうことも!
影響力が大きい舌の癖、改善のためには根気と日々のトレーニングが大切です。